スポットコンサルで副業 – 自分流ビザスクの活用法

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多くの企業が副業を解禁し、政府も副業を斡旋する中、少しでも本業以外の収入を得たいと考えて副業に興味を持っている方は多いのではないかと思います。

しかしながら、いざどんな副業があるのかと調べているうちにやる気が削がれていく人も多いのではないかと思います。

その理由としては

「やりたい副業がない」

ということに尽きると思います。

世の中にある副業を調べていくと「ウーバーイーツのデリバリー」だったり「せどり」のような単純労働の延長のようなものから「ブログ」「FX」「不動産」のように簡単には稼げそうにないものまでありますが、どちらにしても非常にとっつきにくいものだと思います。

ウーバーイーツやせどりのような単純労働に近いものの場合には多忙なサラリーマンに捻出できる体力と時間がありません。

真面目なビジネスパーソンであれば「こんなことに体力を使って本業に影響があっては困る」と考えるのではないかと思います。

一方、FXや不動産のようなものは現在の仕事とのギャップが大きく、しかもちゃんと稼げるようになるにはちゃんとしたスキルが必要であり、そのためには経験と知識を一から積み始めなければいけないので、精神的に抵抗があるでしょう。

それ以上に多くの方が疑問や懸念として思っているであろうこととしては

「何か自分のビジネスパーソンとしての経験を活用できる副業はないのか」

というところだと思います。

10年、20年あるいはそれ以上のビジネスでの経験は他の環境でもお金になるのではないか。

そのように考えるのは全く不思議なことではなくごく自然なことと考えます。

そのような方にはスポットコンサルという副業はいかがでしょうか。

これは依頼元からの要請でインタビューに1時間ほど対応し、その業界やプロジェクトに関する知識を伝えることでその対価を支払ってもらうというタイプのコンサルティングです。

どうすればそのようなスポットコンサルの仕事にめぐり会えるのかと思われるかもしれません。

そのような方にはまずはビザスクへの登録をお薦めします。

もしも英語が不自由なく使える方であれば他の選択肢も視野に入るのですが、まずは日本人前提ということでビザスクをお薦めしたいと思います。

ビザスクに登録して経歴情報を登録して、もし上手くニーズのある依頼者がいれば、ビザスクの担当者から問い合わせがあります。

これはフルサポート形式といって、ビザスクの担当者が依頼者とのスケジュール調整やインタビュー項目の事前通知などの手配を全て行ってくれるタイプです。

もう一つがセルフマッチング形式といって、これは依頼者が公募として案件を掲示し、それを見た人が手を挙げて応募するという形式です。

このセルフマッチング形式の場合には、スケジュール調整などは全て依頼者と応募者の間で行われます。

そして1時間程度のインタビュースケジュールを設定し、依頼者からの質問に応じて回答することでこのスポットコンサルを行います。

このスポットコンサルの良いところは

ビジネスパーソンとしての経験値に対して対価を払う

というビジネスになっていることです。

上記のようなとても負担が大きいあるいはハードルが高すぎる副業とは異なり、本業の延長としてサービスの提供ができます。

このスポットコンサルには副次効果もあります。

それは自分自身の経験を他人に伝えることでしっかりと言語化できるプロセスを踏めるということです。

そのスポットコンサルで伝えている経験は買ってもらっている経験ですから、基本的には「売れる」経験になります。

それを言語化することで売れる商品としてパッケージ化しましょう。

ビザスクにはビジネス経験を登録できるページがあり、スポットコンサルで話した経験の概要についてそのページに掲載していくことで自分自身の「商品」の陳列ができます。

いくらスポットコンサルが本業に近いところでの副業だとしても本業の会社のコンフィデンシャル情報を開示してはいけません。

スポットコンサルの紹介会社によってはそのような注意事項についてしっかり指導してくれるところもありますが、日本では資本市場のリテラシーが低いせいか、まだそのような指導をしてくれるサービス・プロバイダーは多くないように見受けられます。

筆者もこのようなスポットコンサルから依頼をいただくことが何度もありますが、支払われる対価そのものよりも、世の中でニーズのある知識を理解できたり、自分自身の経験を他人に売れる形に顕在化させられるということに魅力を感じています。

皆さんにとって何かしらの参考になれば幸いです。