この記事の内容
Time Management: Working from Home というLinkedIn Learningの授業
以前の記事でLinkedIn Learning内のTime Management: Working from Homeという講義を受講してみたという話をしました。
この講義は最近のCOVID-19の影響によってより常態化しているテレワークにおける時間管理の手法について講義をした内容です。
全体で約1時間半の内容となっていて講師の話し方もわかりやすく、全体像としてはとても理解しやすいものになっています。
環境整備・ツール・ルール作り・スケジュール管理など多岐にわたる内容
全体としては1時間半で簡潔に終わるものの、カバーしている範囲は非常に広範で、テレワークの様々な点に行き届いた内容になっています。
いくつかそのエッセンスを紹介してみましょう。
環境づくり
最初に講師は環境づくりについて言及しています。
とりわけ、家庭との境界線を定めることが重要だと説いています。
これについてはテレワーク経験者は大きく頷けるのではないでしょうか。
特にベッドやソファーなど、くつろぐための環境で仕事することは強く否定しています。
また自宅においても仕事のプロセスを明確化することも推奨しています。
すなわち、何をどこでどの時間帯に行うのかという点です。
さらにはツールについても生産性を改善するものには投資をすべきということも説いています。
スケジュール管理
物理的な環境に続いて、時間すなわちスケジュールの整え方についての説明です。
ここでは仕事の開始と修了を定めることの大切さを説明しています。
とかくテレワークの場合にはずっと働き続けてしまうことが往々にして発生しますが、それでは生産性は上がりません。
開始よりも修了を定めることが特に重要です。
また、どの時間帯が生産性が高いのか、どの時間帯に邪魔が入りやすいのかなどを事前に把握することも大事と説明しています。
チームでの働き方について
さらにはチームメンバーとのルールづくりやミーティングの生産性の高め方、そして異なるタイムゾーンの同僚と働く際のルールについてもコメントしており、非常に興味深いです。
特にタイムゾーンが離れる場合には勤務時間帯を2つに分けるなどのテクニックについても言及しています。
さらに細かい質問を確認するためにはメールやチャットよりも1:1のミーティングを行うことを推奨しています。
最後は家族との付き合い方について
最後のパートが非常に興味深いのですが、家族との付き合い方についてです。
家族とも具体的な時間をしっかり決めて、その時間にはちゃんと全力で相手をすることを提案しています。
この点は特にテレワークを最近はじめた方は、よく学ぶべきポイントではないでしょうか。
おざなりな対応をしてしまったことで家族との関係が険悪化してませんか。
最後に
今回、LinkedIn Learningから面白そうな講義を1つ選んで受講してみましたが、思いの外、内容のレベルが高く、大変おもしろかったです。
英語での受講ができる方には是非お薦めします。
皆さんにとって何かしらの参考になれば幸いです。
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