信頼の3段階とは – 関係性の中にある逆説

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信頼は全ての基礎

何事を成すにも信頼がなければなりません。

営業・事業・学業なんであっても信頼が必要です。

よって信頼づくりについて理解することがとても重要なのですが、実は信頼づくりにとって何が大切なのかはよく理解されていないことが多いのです。

ここでは信頼の三段階について話したいと思います。

信頼の第一段階

信頼の第一段階は「性格」です。

あなた自身がどのような人であるかを理解することで、信頼につながります。

性格を理解してもらうためにはあなたの性格がよりよく表れる表現方法が望ましいです。

たとえば書き物だけよりも音声の方が理解を得られますし、音声だけよりも映像の方が理解が得られます。

第一段階の理解を進めるためにはあなたをさらけ出す方法を選ぶことが最短です。

信頼の第二段階

信頼の第二段階はあなたの「能力」です。

あなたが何ができる人なのかということを理解することで信頼のレベルは上がります。

能力の理解の難しいところは、言葉でマーケティングができます、営業ができます、という言葉だけではどのような仕事をする人なのか、難しい仕事の局面でどのように振る舞う人なのかがわかりにくいことです。

最も良い方法は一緒に仕事をすることですが、なかなか最初からそのような機会が得られるわけではありません。

しかしながら、仕事の能力を理解してもらうことを意識することが重要であることは憶えておきましょう。

信頼の第三段階 これが最重要

そして信頼の第三段階ですが、これが最も重要です。

これまでの第一段階と第二段階についてはあなたについて話して来ました。

第三段階は相手本人の自分自身に対する信頼です。

「え、何のことかわからない」という人も多いでしょう。

例えば、あなたが顧客から信頼を得たいと考えているとします。

これまではあなたの性格や能力を披露することを中心に説明してきました。

第三段階は顧客自身が自分への信頼を持つことです。

顧客自身がどのような人であり、何を成し遂げようとしていて、どのような決断に困っているのか。

顧客自身がそのことを理解することを手伝ってあげることが、あなたへの信頼へとつながります。

しっかりとした自己イメージを持つことが他者への信頼を作る基礎となるのです。

最後に

信頼づくりは自分と他者との関係性の中で行われます。

どのようなイメージを伝え、どのように受け止められるのか、このやり取りをコントロールすることが重要です。

そのため、イメージを伝えることだけでなく、どのように受け止めてもらえるかについても意識を及ぼすことがとても大切なのです。

皆さんにとって何かしらの参考になれば幸いです。

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