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スタンフォード大学はシリコンバレーの心臓
シリコンバレーという米国そして世界のイノベーションの中心において、さらにそのシリコンバレーのエコシステムの中心というべき大学がスタンフォード大学です。
まずスタンフォード大学は人材の中心であり、多くの優秀な人材をシリコンバレーの企業へ輩出しています。
例としてはGoogleの創業者のラリー・ペイジやセルゲイ・ブリンもこのスタンフォード大学の出身です。
また、シリコンバレーの創世記を作ったヒューレット・パッカードの創業者のウィリアム・ヒューレットとデビッド・パッカードもこのスタンフォード大学の出身です。
人材だけではありません。
研究機関としてもスタンフォード大学はイノベーションの中心です。
このようにスタンフォード大学はシリコンバレーにおける心臓とも言えます。
スタンフォード大学が起業アイデアの評価方法に関する講義を開催
スタンフォード大学が「Idea to Market Program」と称して起業家のためにアイデアを評価するためのフレームワークを紹介していました。
それが下記のOpportunity Assessment Frameworkです。
このフレームワークは包括的かつ本質を突いたフレームワークになっています。
答えるべき7つの質問
下記が主要な7つの質問となります。
- コアコンセプト: ビジョンは何か
- なぜ: 顧客のモチベーションは何か
- なに: 顧客のモチベーションを解決するソリューションは何か
- どこ: 市場はどこか
- どのように: ビジネスモデルはどうなっているか
- いつ: サポートとなるトレンドは何か
- だれ: チームはどのように構成するか
これは起業だけでなく、すべてのビジネスモデルについて必要な質問です。
とても便利なフレームワークですね。
株式会社アウトスタンドの場合
このフレームワークを使った場合、弊社アウトスタンドのケースはどのように記述できるか試してみました。
- コアコンセプト: ビジョンは何か
コンサルティング会社や大企業での経験で培った経験を世の中に広く役立てたい
- なぜ: 顧客のモチベーションは何か
自分自身が当たり前と思っているノウハウでも企業の外では欲している方々が多くいるはず(スポットコンサルの経験からそれを確信しました)
- なに: 顧客のモチベーションを解決するソリューションは何か
コアのノウハウの注入に特化した小規模のコンサルティングプロジェクトをオンライン含めてフレキシブルに提供
- どこ: 市場はどこか
日本の主としてベンチャー~中小企業でテクノロジーを中心としたビジネスを行っている企業の経営層
- どのように: ビジネスモデルはどうなっているか
コンサルティングサービスに対してフィーを徴収
- いつ: サポートとなるトレンドは何か
副業の解禁や在宅勤務の一般化に伴いギグ・エコノミー化が進展し、企業としてはより細かく必要なスキルやノウハウを欲するニーズが高まる
- だれ: チームはどのように構成するか
このノウハウは非常に限られた人しか持たないので少人数で構成
それなりに上手く書けました 笑。
最後に
新型コロナの影響によって様々な講義がオンラインで視聴できるようになりました。
このような世界一流の講義が自宅にいながら聞けたり見られたりするのはすごくありがたいことです。
皆さんにとって何かしらの参考になれば幸いです。
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