この記事の内容
ハーバードビジネスレビューの記事からの紹介
ハーバードビジネスレビューに紹介されていた記事で
“5 Tips to Help You Get Hired Right Now“
というものがありました。
すぐに企業から採用してもらうための5つのヒント
ということでこのブログでも内容を砕きながら紹介したいと思います。
1. 「理想の仕事」など存在しないことを理解する
最初からとても現実的なアドバイスです。
どの仕事も良い側面とひどい側面があるものです。
あなたが理想の仕事と考えているものはもしかしたら、ひどい上司・協調性のない同僚・腐った企業文化によって悪夢になるかもしれません。
この事実を認識することによって、様々な仕事のメリット・デメリットを多面的に考えることができ、結果として多くのポジションに応募することになるかもしれません。
そうなれば結果としてあなたが納得のいく仕事に出会える可能性も高まるのです。
仕事探しは漏斗に似ています。
より多くのポジションに応募すればより多くの結果が得られるのです。
2. 人材募集要件に全てが書いてあると思わないこと
人材募集に応募する人は、自分が完全にマッチしていると思うかもしれません。
しかしながら、その募集要項が100%正しいとは限らないのです。
募集要項の書き方が悪いものもあります。
古い情報のままでアップデートされていないものもあります。
ジョブタイトルを見て判断するのも良くありません。
同じタイトルながら全く違う職種や給与であることも多いのです。
募集要項は単なるガイドとして考えましょう。
そして面接の際に確認のための質問を問いかけるのです。例えば、
- 最初の6ヶ月で何を期待しますか?
- この役割は組織の中でどう位置づけられて何を決定しますか?
- 日常業務と戦略的業務の比率はどのようになっていますか?
- この役割ではどのような方々と仕事をしますか?
といった質問によって、その仕事がどのような種類のものであるかより理解できるようになるでしょう。
3. 人材採用サイトやポータルに掲載されている以外にも仕事はある
オンラインの仕事探しサイトについての注意点です。
LinkedInのようないわゆるジョブポータルは非常に多くの企業からの仕事情報を集めています。
しかしながら、時々情報が間違っていることが多いのです。
さらには、大企業ではそれらの募集要項は単なる透明性や公平性のためだけに掲載することもあります。
実際には内部の人事異動によって充足されるポジションであるにもかかわらず、外部のサイトに掲載しているのです。
実際にその企業のサイトの人材募集ページに行ってそこに掲載されているかどうかを確認してみるという方法もあるでしょう。
そのように募集要項の有無を確認してみることは必要ですが、とにかく応募することはやってみましょう。
結局のところ結果は行動の量に比例します。
4. 職務経歴書を常にカスタマイズすること
大企業では年間に数千人も採用します。
オンラインで応募を行う場合、人事の採用担当によってスクリーニングされます。
研究結果によれば採用担当が細かくチェックするか、却下するかは7秒以内に判断するそうです。
膨大な量のレジュメの中で、採用担当は特に目立つものを探しています。
もしあなたのレジュメが他の多くの応募者と同じようなものであれば注意を惹くことは難しいでしょう。
しっかりとあなたのレジュメが目立つようにしましょう。
そしてあなたが応募している仕事に合わせてカスタマイズしましょう。
可能であればあなたの成果について数字で示すこともやってみましょう。
誤字脱字を確認することは言うまでもありません。
5. カバーレターを必ず添付すること
この辺りは欧米文化ならでは、というところでしょうが、日本でも参考になるかもしれません。
リクルーターは時として、あなたの成果よりもあなたの人物像を知りたいのです。
その時にカバーレターは有用です。
カバーレターにあなたのユニークな人物像や、あなたのスキルがどのように応募する仕事に使えるか、そしてどのような成果をあげてきたかを書きましょう。
また、あなたがなぜその企業のことを気にっているか、製品なり、社風なり、書いてみると良いでしょう。
最後に
仕事探しのプロセスは多くの人にとってとても大事な一過程であり、そこにはいろいろな工夫があります。
上記のアドバイスは1つの切り口ではありますが、他にもいろいろあるかもしれませんね。
皆さんにとって何かしらの参考になれば幸いです。
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